【タレコメ】
介護難民400万人時代・休暇定着がかぎ
淑徳大学・結城康博教授 団塊の世代が85歳になる2035年に向けてこれから要介護者が増えていく。団塊の世代ジュニアを中心にその娘や息子は親の介護のために仕事をやめなければいけない介護離職というのがどんどん増えてくる。現在でも介護離職は1年で10万人ぐらいの人がおり、このまま2035年に突入していくと企業が深刻な人手不足に陥り経済が停滞するのではないかと考えられる。介護職員も不足しており、夜勤や排せつ介助などイメージが悪い部分が先行し若い人が介護の仕事につきたがらない。全産業に比べると年収も低く労働市場で勝てない。
2023/07/25 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
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