【タレコメ】
特集・日本のサイバー防衛・実力と課題を検証
笹川平和財団上席フェロー・小原凡司 サイバー攻撃は社会を混乱させるためにも使われる常套手段。重要インフラの中でも例えば医療をみても病院全部を攻撃する必要はなく、ひとつかふたつやられただけでも、皆が不安に陥る。鉄道などでも信号などにハッキングすれば事故にもつながる可能性がある。そうした不安を煽るためにも使われる。重要インフラ以外にさらに広くみていく必要がある。
2023/07/22 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
参議院議員・自民党外交部会長代理・松川るい 潜在的にはサイバー人材はいると思うが、日本に足りないのは民間のどこかに散らばっているサイバーができる人材を国家の目的のために集めて組織的に国としてそれを活用していくところの司令塔であったり、組織がまだできていないところ。少なくとも自衛隊はサイバー部隊を持っており、これを拡充していくことが必要。
2023/07/22 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
参議院議員・自民党外交部会長代理・松川るい 大規模なサイバー攻撃が起きてきた時には米国には助けを求めて、日米で連携することになるが、サイバー空間には国境がなく、豪州とかNATOであろうと協力というのは本来できるはずと考えている。そういう協力を進めていくことは非常に大きな抑止力にも対処にもなる。
2023/07/22 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
日本プルーフポイントチーフエバンジェリスト・増田幸美 重要施設に対する(日本に対する)攻撃というのは非常に増えている。日本の大企業を狙うよりも末端、つまりサイバーセキュリティに投資できていないところを狙う。守りの薄いところを狙っていくのは攻撃者の常とう手段。
2023/07/22 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
日本プルーフポイントチーフエバンジェリスト・増田幸美 民間が持っているサイバー防衛能力や人材育成に出しているお金などや。規範規律を守ることなどについては日本のポイントは高い。例えばランサムウエアに感染した時に世界の68%は身代金を支払っているが、日本で支払っているのは18%のみ。サイバー犯罪に対しての民間の心構えがすごくできている。
2023/07/22 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
|