【タレコメ】
ChatGPTの衝撃・異次元のAIとどう向き合う?
東京大学大学院教授・松尾豊 個人情報や機密情報を入れてしまうと危険。AIが生成した作品がたまたま既存の作品に類似している場合は著作権の侵害に該当するというような危険もある。コンテンツの作成が非常に簡単にできてしまうので、選挙の際に特定の政治家を応援する機種を量産するとか、特定の政治家や政党に偏向するようなデータを入れて悪用することも考えられる。
2023/04/11 NHK総合・東京[クローズアップ現代]
東京大学大学院教授・松尾豊 大規模言語モデルの開発競争が激化している。マイクロソフトがChatGPT開発企業のOpenAIに1億円規模を出資している。今後ワードやエクセルにChatGPTが搭載される。警戒感を示すグーグルも独自のAIを出している。大規模言語モデルの技術の蓄積に加え、人々がいろいろ使い方を工夫し始め、ある種の社会現象を引き起こしている。
2023/04/11 NHK総合・東京[クローズアップ現代]
東京大学大学院教授・松尾豊 ChatGPTはまさに時代の変換点となるようなAI。第3次AIブームが冬の時代を経ずに第4次AIブームに入った。今までのAIは(人間の)仕事を奪わないと考えていたが、ChatGPTはホワイトカラーの大部分に影響があり、特に高賃金、参入障壁の高い仕事に影響が大きい。なぜかというと言葉を使うAIの精度が急激に向上したからで、世の中の非常に広い範囲でこれから影響を与えていく。
2023/04/11 NHK総合・東京[クローズアップ現代]
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