【タレコメ】
真田&鈴置の経済討論・世界的インフレの結末と日本の針路
ジャーナリスト・元日本経済新聞編集委員・鈴置高史 中国とロシアがいなくても困らないように一生懸命に代替品を探している。欧州もロシア産ガスを買っていたが、それじゃ危ないという話になってきた。この代替品探しが間に合うかどうか。だからこそ米国は半導体の技術を中国に出すなと言っている。日本のオランダの半導体製造装置メーカーはおそらく中国に肝となる技術は輸出できなくなっている。韓国と台湾は線幅の細い半導体を中国に売ることはできなくなる。
2022/12/22 BSフジ[プライムニュース]
愛知淑徳大学教授・真田幸光 水、食料、原材料、エネルギー、物流など、人々が生きていくために必要なものは絶対に必要。今、実体経済はお金で決済されるから金融経済で束ねられる。米国はこれまで金融経済を押さえることで実体経済を押さえ世界運営をしてきた。ところがウクライナ戦争で実体経済の反逆が始まった。ロシアが反逆を始めた。中国は米国標準には従わないと最近、言い始めている。プーチン大統領も米国標準だけが世界標準だけではないと言い始めた。実体経済というキーワードで中ロがくっついた。実体経済圏ということで連携し始めると中国一国の人口論だけでは議論できないようなことが起きる可能性がある。
2022/12/22 BSフジ[プライムニュース]
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