【タレコメ】
実用化へ号砲!次世代原発
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科教授・文部科学省核融合科学技術委員会委員・尾崎弘之 福島第一原発事故を受け、原子炉開発について10年間議論を避けてきたが、ロシアのウクライナ侵攻がきっかけとなり放置するわけにいかなくなった。日本の電力は85%化石燃料に依存している。石油や天然ガスの値段が上がると大変なことになる。こういったリスクは10年間あったが、福島の事故のために議論ができなかった。
2022/10/15 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
アナリスト・伊藤敏憲 モジュールユニットを持ち上げて組みたてることができ、建設がきわめて短期間でできる。施行に関しては飛躍的な技術向上が図れた。安全性という観点では軽水炉よりはるかに高い。
2022/10/15 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科教授・文部科学省核融合科学技術委員会委員・尾崎弘之 核融合炉を分類として原発に入れるのは正しくない。メカニズムが原発とは異なる。放射性廃棄物が少なく、熱暴走を起こさないので日本には適している技術。ただ技術実証にもう少し時間がかかり、2050年の商業化を目指している。日立、三菱、東芝は以前から研究開発しており、いろんな企業がこれに絡み技術開発している。原料のリチウムは海水から抽出でき無限である。リチウムの抽出技術が必要なので、リチウムイオンバッテリーを作っている企業は、この技術にすごく興味がある。
2022/10/15 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科教授・文部科学省核融合科学技術委員会委員・尾崎弘之 小型モジュール炉は組立の思想・設計が巨大な原発炉とは異なる。部品を組み立てて現地に持って行くのでコストも非常に安くなる。
2022/10/15 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
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