【タレコメ】
ウクライナ侵攻半年・戦闘終結の糸口は
東京大学・藤原帰一名誉教授 中国は公式にはロシアの侵略を非難も肯定もしない一方で、ロシアとの関係をかなり強化している。これをどう弱めていくか、中国とロシアの連携が深まることを抑える外交努力が必要。残念ながらプーチン政権が倒れるまでこの戦争は続く可能性があり、プーチン大統領の後のロシアと日本が協力する機会があるということを示しながら、ロシア国民を敵に回さずに、プーチン政権との間では妥協する余地がないということを示す必要がある。外交の政治的つながりから言うと日本は中国、インド、ASEAN各国へのアプローチなどアジアで非常に大きな役割を果たすことができる。
2022/08/28 NHK総合・東京[日曜討論]
東京大学・藤原帰一名誉教授 ロシアはウクライナに負ける可能性を考えておらず、長期戦になると考えている。経済制裁の影響が高い反面、エネルギー供給をいじったら、NATOの結束、日本の政策さえも簡単に変えることができるという希望的観測をロシアは持っている。
2022/08/28 NHK総合・東京[日曜討論]
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