【タレコメ】
「電池敗戦」か・日本企業“撤退”の可能性
早稲田大学ビジネススクール教授・長内厚 新しい技術が出れば、新しい技術開発の投資は進めていくが、生産技術を磨いていくということに対して日本はそれほど注力してこなかった。閉じた状況の中で新しいものを作ってさえいればそれが価値になっていくという時代であればそれでよかったが、今の時代は電池メーカーとそれを使う会社、使う国というのがバラバラに分かれ、国際的に分業が行われている。日本の企業は今の技術でしっかり生産量を増やしていくことが苦手で、皆に買ってもらいやすいようなバッテリーを大量に安く、どれだけ早く供給できるかということを考えない。
2022/07/26 BS-TBS[報道1930]
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