【タレコメ】
安倍元総理死去…徹底論考!日本政治の行方
政治ジャーナリスト・星浩 岸田総理は竹中氏が言っている「新自由主義」的政策を、自分はとらないと言っている。そういう点で竹中氏を人事で変えるというのは岸田総理の方針。岸田流の「新しい資本主義」というのは「新自由主義」を乗り越える経済を作るのが看板なのであり、竹中流のいわゆる「新自由主義」的な立場の方にはお引き取り願うというのが明らかに岸田総理の判断としてある。
2022/07/17 BS朝日[激論!クロスファイア]
政治ジャーナリスト・田崎史郎 岸田総理はNATOに自ら出席するなどして、ウクライナの情勢を見ながら自分で自分の国を守れるようにしなければならないという意識を強く持っている。岸田総理自身、バイデン大統領との首脳会談で「防衛費の相当な増額を行う」という表現をした。この「相当な」という表現は、岸田総理が判断して使ったものなので、ここで逃げたりはしないと思われる。5年以内にぴったり2%するのかはわからないが、大きく防衛費を増やしていく方向性は間違いない。
2022/07/17 BS朝日[激論!クロスファイア]
政治ジャーナリスト・星浩 何だかんだ言っても憲法改正の束ね役・推進役は安倍元総理だった。安倍氏がいなくなって憲法改正派がどういうふうに態勢を立て直していくのかは、見えない部分がある。岸田総理は本音では憲法改正には慎重派であり、私は何度もそれを本人から聞いている。目の前の経済とか社会保障とか、エネルギーを注ぐのが当然だろうとのスタンスで、本当はやりたくないが、党内保守派の取り込みの一環として言ってきた。総理大臣自身が改正の旗を振ることは難しく、党に任せる形でペースダウンしていくのではないか。
2022/07/17 BS朝日[激論!クロスファイア]
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