【タレコメ】
元外務省欧亜局長・東郷和彦
元外務省欧亜局長・東郷和彦 いま世界中が総力を合わせて考えるべきなのは一刻も早く停戦に持っていくこと。停戦に持っていくということは双方の当事者がどっちも勝利を言える状態のところで停戦というものは実現する。どっちか一方が勝ち、相手を徹底的にやっつけると円滑な停戦は出てこない。非常に心配な点は4月以降、ゼレンスキーとバイデン側にプーチンは叩くだけ叩いて叩き潰せという意見が非常に強くなっていること。こうなるとなかなか停戦にはならない。プーチンはどこまで戦うかわからないというところがあり非常に危険である。
2022/05/15 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
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