【タレコメ】
ロシアが全面侵攻・市街戦・子供も犠牲
寺島実郎 プーチンの本音は結局、大ロシア主義への回帰に本音があることだけははっきりしてきているが、この踏み込みによってロシアが失うものは大きい。1968年、ソ連がプラハの春で(チェコスロバキアに)踏み込んでから、若い人たちにソ連に対する失望感が広がったことがあるが、今回のウクライナ侵攻によってプーチンのロシアの終わりと思わせるぐらいに世界は誰もロシアを信じないという事態になった。SWIFTの話があったが、経済制裁はそんなに効かないと思っているかもしれないが、グローバル化した相互依存の世界においては誰もロシアに投資しなくなるし、経済活動というものに警戒心を抱かれるということがロシアを孤立させ、ロシア国民が一番困ることになる。仮にロシアがウクライナを全面制圧したとしても消耗し続けるのはロシアになる。これから国際社会で孤立するということの怖さをプーチンは思い知ることになる。
2022/02/27 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 プーチンの本音は結局、大ロシア主義への回帰に本音があることだけははっきりしてきているが、この踏み込みによってロシアが失うものは大きい。1968年、ソ連がプラハの春でチェコスロバキアに踏み込んでから、若い人たちにソ連に対する失望感が広がったことがあるが、今回のウクライナ侵攻によってプーチンのロシアの終わりと思うぐらいに世界は誰もロシアを信じないという事態になった。SWIFTの話があったが、経済制裁はそんなに効かないと思っているかもしれないが、グローバル化した相互依存の世界においては誰もロシアに投資しなくなるし、経済活動というものに警戒心を抱かれるということがいかにロシアを孤立させ、ロシア国民が一番困ることになる。仮にロシアがウクライナを全面制圧したとしても消耗し続けるのはロシアになる。これから国際社会で孤立するということの怖さをプーチンは思い知ることになる。
2022/02/27 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・青木理 いろいろ問題はあったにせよプーチン大統領は一定の合理性と理性を持った指導者であるとこれまで認識されてきた。なぜこんなことをしたのかを考えれば1つは世界情勢。米国がこんなに弱体化していて、バイデン大統領の支持率は低いし、中間選挙も控えている。フランスのマクロンは4月に大統領選挙を控え右派が台頭している。ドイツではメルケル首相が退陣した。中国は国として出場できなかったロシアのプーチン大統領を国賓として迎え会談した。いざとなれば中国との関係ができるのではないかという打算があった。一定の合理性と理性を持ってやっているのか、プーチン政権が非常に独裁色を強め、合理的で理性的な判断がもうできなくなくなっているのか。このあたりが気になるところ。
2022/02/27 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・青木理 いろいろ問題はあったにせよプーチン大統領は一定の合理性と理性を持った指導者であるとこれまで認識されてきた。なぜこんなことをしたのかを考えれば1つは世界情勢。米国がこんなに弱体化していて、バイデン大統領の支持率は低いし、中間選挙も控えている。フランスのマクロンは4月に大統領選挙を控え右派が台頭している。ドイツではメルケル首相が退陣した。中国は国として出場できなかったプーチン大統領を国賓として迎え会談した。いざとなれば中国との関係ができるのではないかという打算があった。一定の合理性と理性を持ってやっているのか、プーチン政権が非常に独裁色を強め、合理的で理性的な判断がもうできなくなくなっているのか。このあたりが気になるところ。
2022/02/27 TBSテレビ[サンデーモーニング]
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