【タレコメ】
日本でも感染拡大中「デルタ株」の脅威
ジャーナリスト・青木理 デルタ株というのは大変な感染力だが、韓国とか台湾などでは日本ほどではなく、アジアでは日本はけた違いに多い状況になっている。基本的には政府がろくな対策を取らずに五輪を強行した影響が大きい。田村厚労大臣は「医療のマンパワーにも限界があり、それを防ぐためにこうした政策を取らざるをえない」と言ったが、何も(対策を)せずに五輪をやり、デルタ株で広がったことを追認している。医療崩壊宣言といってもいい方針転換で必要な医療を等しく全員が受けられなくなっているのが現状。これが予測できないことだったのであれば仕方がないが、今回のような事態はずっと予測されていた。一定程度の対処すらできていなかった政府の有り様や東京都をはじめとする自治体のありようを本当に深刻に考えないといけないところにきている。
2021/08/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
造園家・東京都市大学教授・涌井雅之 感染者を抑制することも大事だが、それ以上に大事なのは、いかに軽症の段階で抑えられるのかということ。イベルメクチン、レムデジビル、抗体カクテルなど症例が軽い時に抑える薬だが、これ使うには入院しなくてはならない。片方では(症状が軽い方は)入院を自粛するように言っており、こうしたバラバラな政策がとられている限り、パンデミックをインフルエンザのようなエピデミックにすることは不可能。
2021/08/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
小坂健東北大学大学院教授 今まではワクチンを打つとウイルス量が4分の1ぐらいになると言われていたが、最近の英国とか米国の治験ではワクチンを打った人でもあまりウイルス量が変わらないのではないかという話になっている。ワクチンを打った人でも感染を広めてしまうことが懸念されている。こういう状況ではマスクと換気が非常に大事だが、例えばクーラーというのは涼しい風が吹いてきて換気されていると勘違いされがちだが、換気ではないことに気をつける必要がある。夏の間に感染が増えるのはそういう店が多いということもある。
2021/08/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
造園家・東京都市大学教授・涌井雅之 感染者を抑制することも大事だが、それ以上に大事なのは、いかに軽症の段階で抑えられるのかということ。イベルメクチン、レムデジビル、抗体カクテルなど症例が軽い時に抑える薬だが、これ使うには入院しなくてはならない。片方では(症状が軽い方は)入院を自粛するように言っており、こうしたバラバラな政策がとられている限り、パンデミックをインフルエンザのようなエピデミックにすることは不可能。
2021/08/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
小坂健東北大学大学院教授 今まではワクチンを打つとウイルス量が4分の1ぐらいになると言われていたが、最近の英国とか米国の治験ではワクチンを打った人でもあまりウイルス量が変わらないのではないかという話になっている。ワクチンを打った人でも感染を広めてしまうことが懸念されている。こういう状況ではマスクと換気が非常に大事だが、例えばクーラーというのは涼しい風が吹いてきて換気されていると勘違いされがちだが、換気ではないことに気をつける必要がある。夏の間に感染が増えるのはそういう店が多いということもある。
2021/08/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・青木理 デルタ株というのは大変な感染力だが、韓国とか台湾などでは日本ほどではなく、アジアでは日本はけた違いに多い状況になっている。基本的には政府がろくな対策を取らずに五輪を強行した影響が大きい。田村厚労大臣は「医療のマンパワーにも限界があり、それを防ぐためにこうした政策を取らざるをえない」と言ったが、何も(対策を)せずに五輪をやり、デルタ株で広がったことを追認している。医療崩壊宣言といってもいい方針転換で必要な医療を等しく全員が受けられなくなっているのが現状。これが予測できないことだったのであれば仕方がないが、今回のような事態はずっと予測されていた。一定程度の対処すらできていなかった政府の有り様や東京都をはじめとする自治体のありようを本当に深刻に考えないといけないところにきている。
2021/08/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
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