【タレコメ】
「東京五輪を支持」のウラの思惑
亜細亜大学教授・後藤康浩 SWIFTは米国が非常に勢いがあった時に作った国際通貨体制。その当時は米国に対して文句を言う国はなかった。その後、米国の力も相対的に落ち、今、中国の力が非常に強くなってきている中でSWIFT支配に対し、中国が異議を唱えている。SWIFTを通じて資金を動かすとすべて米国に動きがわかってしまうので、中国としてはチェックされない部分での取引きをしたいという思惑が根底にある。
2021/06/25 BS-TBS[報道1930]
元駐中国大使・宮本雄二 中国がデジタル人民元をやろうとした最大の理由はジャックマー等の巨大プラットフォーマーが金融をやり始めたため。これをやられると中国の監視下に入らなくなってしまう。中国としてはデジタルに人民元を入れることによって人民銀行がお金の流れを監視できるようにしたい思いもある。
2021/06/25 BS-TBS[報道1930]
元駐中国大使・宮本雄二 2008年の五輪で中国は大成功を収めた。単に世界的に成功しただけではなく、中国国民の誇りを満足させた。冬季五輪も成功させて中国国内を団結させ、中国の技術はここまで進んでいて、世界の最先端を走っているということを見せたいと考えている。そのひとつが間違いなくデジタル人民元となる。
2021/06/25 BS-TBS[報道1930]
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