【タレコメ】
米露関係と日本の立ち位置について言いたい事、聞きたい事
元外務省欧亜局長・京都産業大学客員教授・東郷和彦 日本とロシアの平和を作っていくためには、それを米国のロシアに言えるだけのビジョンを日本が持ち、それをやれるかどうかにかかっている。これが日本にとっては一番必要なことだが、そういう大きな世界観が日本外交の中から出てくる動きが希薄であり、そこが非常に残念。
2021/06/17 BSフジ[プライムニュース]
元駐米大使・中曽根平和研究所理事長・藤崎一郎 中ロ関係は進展している。武器を中国はロシアから買う。ロシアは中国から電子機器や金融関係の協力を受ける。合同軍事演習をインド洋でも東シナ海でもやっている。米国の目から見ると相互利益があるから政略結婚している、非常にこれを懸念している。今回、米国は中国を非常に頭の中に置いてやっていると思う。
2021/06/17 BSフジ[プライムニュース]
慶應義塾大学総合政策学部教授・中山俊宏 背景には中国の台頭が明らかにある。米国の中での議論を見ていると意外にロシアは短期的には米国にとって遥かに危険な脅威という見方もある。中国とはもしかしたら協力できるイシューがあるが、ロシアとの間では協力というのは実は難しい。そういう議論がある。米国の外交政策サークルの中では太平洋派と大西洋派の主導権争いのようなところもある。米国の内政的な状況がどう外交に反映していくかという視点も頭に入れておく必要がある。
2021/06/17 BSフジ[プライムニュース]
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