【タレコメ】
もう一つの焦点・上下院選行方は
国際教養大学大学院客員教授・小西克哉 上院選挙だが、大統領選よりも激しい戦いでどっちに転ぶか予測がつかない。下院はほぼ民主党の勝ちは決まっている。もしかすると今よりも議席数を伸ばすかもしれない。上院の定数は100なので50対50だった場合には決議ができない。そうした場合、副大統領が最後の1票を入れる。誰が副大統領になっているかによって法律がどのぐらいできるかが決まってきてしまう。ホワイトハウスに誰がいくかということと、上院選はすごく連動している。共和党の再選議員の数は民主党議員の倍ぐらいいる。守るべきものが共和党は多すぎるため、議席数を減らすだろうと言われている。お金に関することは全部議会が決めるので、上下民主党がとればトランプ大統領にとっては極めて厳しくなる。4年間トランプ大統領はまともな政策を実行できなくなる。
2020/10/12 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
羽鳥キャスター 上院選下院選も大統領選と同じ日に行われる。上院議席数は100。現在、共和党が53、民主党が45、無所属2。米国の予測サイトによると接戦になり共和党が49議席、民主党は50議席と五分五分。下院は議席数が435。共和党は197、民主党は232。リバタリアン党1、欠員5。予測サイトでは民主党が過半数を維持するのではないかとしている。トランプ大統領が勝利した場合、予測通り上下院とも民主党が過半数をとった場合、ねじれ議会となる。バイデンが勝利した場合は政権基盤は安定する。
2020/10/12 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
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