【タレコメ】
コロナとの闘い・研究開発の最前線・人類の英知を「集結」
愛知歯科大学大学院教授・三鴨廣繁 抗体検査試薬キットのIgGは感染症、ウイルス(の種類)によって持続期間が異なる。例えば「インフルエンザ」は早く(効果が)なくなるので、毎年ワクチンを打たないといけない。ところが「はしか」などでは1回かかったら一生かからない。新型コロナウイルスに関してはどれぐらいIgGが続くかまだ研究段階でいろんな論文が出ている段階。6か月ぐらいでなくなるという人も出ている。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]
愛知歯科大学大学院教授・三鴨廣繁 抗体検査試薬キットIgMの方は感染初期のもので4日ぐらい経たないと(結果が)出てこない。大体、7日から10日でなくなる。症状が出てこのキットをやっても最初は陰性で、しばらくすると陽性になるということもある。IgMが陽性ということになれば特異度は高く、ほとんどが新型コロナウイルスに感染していると言ってもいい状態。血液1滴でできる簡単な検査で、開業医、クリニックでも使える。これを早く導入すべき。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]
元大阪市長・橋下徹 もし新薬を試すのであれば、国民の覚悟が必要。過去において日本では薬害問題が非常に問題になったことがあり、厚生労働省はそこでものすごく及び腰になっている。チェレンジで薬を使うというのであれば、国民や患者の方もしっかりとリスクを踏まえた上で、それを行うことが大前提となる。抗体検査については害になるような話ではないので、どんどん進めていくべき。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]
愛知歯科大学大学院教授・三鴨廣繁 抗体検査試薬キットのもうひとつの問題点は米国製か中国製かのどちらかしかないということ。現時点で日本製はない。米国は米国ファーストなので今、米国からは輸入できない。中国からも4月の下旬にならないと新たな検査試薬キットは入手できないという大きな問題がある。この程度の検査キットはおそらく日本政府の命令でやれと言えばどこでも作れるはず。このキットの開発にこそ政府は力を入れるべき。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]
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