【タレコメ】
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>株暴落・米国でも死者・トランプ政権直撃・“各国の中枢”揺るがす新型コロナ
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 イランから対岸の湾岸諸国にもかなり感染者が出てきている。そこから中東にも広がっていく可能性があり、さらに中東から欧州へと大陸への感染の連鎖がつながっていくということが起きる可能性もある。
2020/03/01 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信特別編集委員・杉田弘毅 トランプ大統領はCDCが「非常に大きな感染となる可能性が高い」と言ったことに対し、「この発言はけしからん」としてホワイトハウスサイドでペンス副大統領をヘッドにしてコロナウイルス対策チームというのを作った。CDCが発言する場合、ペンス副大統領の許可を取ってからというガイドラインを作り、発言のコントロールに出ている。CDCはオバマ政権時には省庁を超えたチームを作り、対応していた。トランプ大統領はCDCの予算を大幅にカットした上でそうしたCDCのチームを解散させている。CDCの中ではトランプ政権に対し非常に反発が強く、両者の言い分の違いにそれが表れている。
2020/03/01 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信特別編集委員・杉田弘毅 トランプ大統領としては株が下がると自分の再選が危うくなると考えている。感染者の出ているカリフォルニア北部はシリコンバレーのあるところで、グーグルとかアップルなど、米国の大手企業が本社を構えている。そこに感染が波及してくると米国全体の株がさらに下がるという懸念があるため、なんとしてでも食い止めたい思いがある。トランプ大統領が「安心していい」という発言をしているが、ある程度感染が広がった時には、トランプ大統領の言うことはやはり信用できないということで自身の立場を脅かす可能性もある。
2020/03/01 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
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