【タレコメ】
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>新型コロナ“拡大”習近平政権への影響
中国問題グローバル研究所所長・遠藤誉 コロナウイルスのように思わぬところから、一見盤石に見える一党支配体制が実は非常に脆弱でもろいものであるということが露呈した。一党支配体制がどこまで続くのか怪しい部分がある。
2020/02/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 武漢で感染が広がっている間に習近平国家主席はミャンマーを訪問していて、中央にいなかった。19日に帰ってきて報告を受けた後、すぐに指示を出した。その結果情報が明らかになってきている。これは習主席が指導した結果であり、今後も感染を抑えることができるのは習主席しかいないという形で、今後の進展次第では習主席の求心力が高まるのでそういう方向に中国側としてはもっていきたい。
2020/02/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
中国問題グローバル研究所所長・遠藤誉 これは一党支配体制が招いたパンデミックである。武漢市は中央政府に対し新型コロナウイルスの感染をちゃんと抑えているので問題ないということを北京に見せていた。人民の命とか全世界の人にどれだけ迷惑をかけるのかとかなどは一切考えずに中央に対し忖度をした。1党支配体制が武漢市長のような人物を次々と生んでいる。
2020/02/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
山口豊キャスター 実はWHOへの拠出金で中国は米国に次ぐ第2位(1位・米国5788万ドル、2位・中国2872万ドル、3位・日本2049万ドル)。
2020/02/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 最初からWHOの事務局長と習近平国家主席は昵懇の仲。テドロス事務局長はエチオピア人。中国はエチオピアに対する最大の出資国で、投資国。エチオピアは一帯一路で非常に大きな拠点となっており、中国の投資がなければ国家運営が成り立たないというぐらい経済的に中国に寄りかかっている。習近平国家主席としてはテドロス事務局長を手なずけてWHOの事務局長に据えることができれば、中国に何かあった時に非常に有利であると考えていた。水面下で中国が動いたことで、2017年にWHO事務局長に就任した。
2020/02/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
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