【タレコメ】
元防衛副大臣&陸海空元将官・増す「脅威」と防衛体制
元防衛副大臣・衆議院議員・長島昭久 今年8月以降、北朝鮮から発射されたミサイルを分析してみると、衝撃的な結論に達する。今まで日本が米国と一緒になって整備してきたミサイル防衛がもしかしたら通用しなくなる世界が広がり始めてきている。例えばロフテッドだったら今のSM3では届かない。低い弾道であればトラッキングが難しい。そういう状況の中で巡航ミサイルなど、5年、10年、15年で確実に脅威を与えてくる空からの脅威に対して、日本はどういう道具立てでいくかという議論の中の一部が陸上イージスになる。中間段階、終末段階で撃ち落としにくいのであれば、残るはブーストフェイズのところだけでなんとかしないといけなくなる。それもカテゴリーでいけば拒否的抑止力。中間段階、終末段階で特化していたのをもう少し前方に拡大していく必要が出てきた。
2019/12/12 BSフジ[プライムニュース]
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