日本は米国から守ってもらうことを当然視しているが、この情勢は相当変化している。去年の夏、米国のランド研究所が台湾周辺、尖閣諸島周辺の米中軍事バランスについての報告書を出した。それによるとこれまでは米軍が圧倒的に優位だったが、２０１７年には中国軍が優位になるという。それは中国の中距離弾道弾、短距離弾道弾などの精度がものすごくあがり、これが１２００ぐらいあることがある。尖閣、台湾で米軍が守るために攻撃する戦闘機が唯一給油なしでいけるのは嘉手納基地だが、この基地の滑走路をやられれば、米軍は動けなくなる。

2016/01/01　テレビ朝日[朝まで生テレビ！２０１６元旦Ｓｐｅｃｉａｌ]