【タレコメ】
玉虫色の合意文書・表現の狙い
田勢キャスター 非公式に聞いている話では中国側との水面下での交渉で、総理はしばらく靖国には行かないというメッセージを中国側に伝えていて、それを評価したのだと思う。ただし表には出せない。聞かれれば行くか行かないかは申し上げられないという姿勢を貫くということを中国側はわかっている。今回、日本側はなんとしても首脳会談を開きたいというその1点だった。日本の方が若干譲歩した。
2014/11/15 テレビ東京[週刊ニュース新書]
田勢キャスター 認識の違いがあるとの文言が合意文書に入ったのは係争地であるということを認めることにつながる。そういう意味ではかなりうまくできている。歴史認識について若干の認識の一致とあるが、大半は一致していないということ。こういうことを合意文書に盛り込むというのは外交ではあまり聞いたことはない。それでも首脳会談をやらないよりやった方がよかった。
2014/11/15 テレビ東京[週刊ニュース新書]
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