【あの一言】
西谷公明の発言まとめ
緊迫ウクライナ情勢・事態打開へ各国は 米国は自国でたくさんLNGを作っている。中東からの追加供給とか、アジアの主要消費国から緊急融通していく可能性を模索している。日本へのLNG融通要請はその中におけるひとつの動き。欧州向けのロシア産天然ガス供給は全体の40%であり、規模がものすごく大きい。各国からの融通で補えるような規模ではない。
2022/02/06 NHK総合・東京[日曜討論]
緊迫ウクライナ情勢・事態打開へ各国は 今回、米国が日本にLNG緊急融通で協力を要請している背景には機微に触れる同盟の質、というか、同盟の中身を問うメッセージが込められている。日本の政府系や民間金融機関の融資を得て、北極海のLNG開発プロジェクトに日本企業が参画している。これはある意味では敵に塩を送る行為に近く、米国はここを突いてきている可能性がある。もしそうだとしても日本は動じる必要はなく、備蓄の余裕があれば積極的に協力をすべきであるし、事業は国策としてやっているわけなので進めていけばよいだけ。
2022/02/06 NHK総合・東京[日曜討論]
徹底分析・緊迫ウクライナ情勢 経済面からいうと、ウクライナはロシアとの関係が依然として最も大きい。地上戦が激化した昨年でさえ最大の輸出国はロシア。ロシアとの関係無くしてウクライナ経済は成り立たないことは誰でも分かる。欧州の映像を見るとポロシェンコ大統領がヨーロッパの一員になったような雰囲気を醸し出し、演出もしていて周囲も受け入れている。ヨーロッパは巨大な国で大混乱のウクライナのメルトダウンを抑えなければいけない。どこまで本気で向き合うのか。支えようとしているのかわからない。
2015/02/22 NHK総合[日曜討論]
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