【あの一言】
李鍾元の発言まとめ
最新分析・アフガニスタン・香港・北朝鮮 香港、ウイグル、台湾もどちらかというと米国の援助をひきつけたいということがある。より局地的に緊張が高まるようなことになれば、例えば96年に台湾の当時の李登輝総統がより自主的な外交を展開しようとした際に、中国が軍事力で押さえ込もうとして第三次台湾海峡危機ということになったような事態になっていきかねず非常に注目しなければならない。
2019/12/08 NHK総合[日曜討論]
これからの日韓関係の行方 中国の台頭にどのように対応するかは日韓が共に抱える最大の課題。これまで韓国は経済関係や北朝鮮問題という観点から中国との関係強化に力を入れてきたが、中国の軍事的な影響力の拡大は韓国の安全保障にとっても不安定要因であり、米国や日本との協力を踏まえ総合的な対応を迫られている。経済の地域的な枠組み、北朝鮮問題、中国の台頭などについて日韓の利害は必ずしも一致しないところがあり、仮に慰安婦問題に集約される歴史問題に一定の妥結があった後も新たな争点が浮上する可能性がある。今後、それぞれ異なる利害を踏まえた上で大局的な協力のあり方が問われることになる。安全保障の面では米国との関係を土台にしつつも経済の面では中国をも組み入れた地域の枠組みを模索しなければならないという点では日韓の立場には共通するところがある。今回、日中韓サミットの定例化、3か国協力の強化などにも合意があった。
2015/11/20 NHK総合[視点・論点]
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