【あの一言】
手嶋龍一の発言まとめ
<今週知っておきたいNEWS>3日後に迫る・米国大統領選・両陣営の攻防激化 米国の大統領選挙は50州の人口に応じて振り分けられた選挙人をその一つの州で勝った候補が総取りする式なので、いわば米国版「国取り物語」というふうに言ってもいい。激戦州のところでハリス候補が固めているという基礎票の部分があるが、ここ1日2日でさらに拮抗してきている。一言で言うとペンシルベニアとノースカロライナを制する者がホワイトハウスを制するというふうに言っていい。
2024/11/03 日本テレビ[シューイチ]
<今週知っておきたいNEWS>北朝鮮・南北連結道路の一部を爆破 我々がウクライナや中東の戦争に目を奪われているうちに、目の前の北朝鮮情勢はぐんと緊迫をしてきている。欧州ではもう30年以上も前にベルリンの壁が崩壊したけれども、今朝鮮半島で新たな壁ができつつある。南北を結ぶ重要な幹線道路が爆発し、鉄道も爆発した。北朝鮮が韓国を同胞国から第一の敵国であるというふうに断じている。とりわけ核戦略そのものが変わるというふうに見たほうがいい。北朝鮮は戦術核をあえて使う覚悟があるというふうに言ってきている。ロシアや中国にとっては超大国・米国の抑止力を削ぐためならば北朝鮮がそういう強硬策に出たとしても今のところあえて異を唱えないようにしている。
2024/10/20 日本テレビ[シューイチ]
<今週知っておきたいNEWS>北朝鮮・南北連結道路の一部を爆破 今度ウクライナの戦域に3000人規模と言われる北朝鮮の部隊がいるとも言われている。まさにロシアと北朝鮮は同盟関係に入りつつあり、そういうものを背景にしていて、一段と強気に出ている。まさに国際政局が複雑に絡んでいる。日本、米国では今いよいよ選挙の季節に入っているが、特に米国大統領は陸海空海兵4軍の最高司令官であり、一種の力の空白が生じている。そういう時期であることを北朝鮮側はよく知っているので今後さらなる攻勢に出てくる可能性もあり、最大限の警戒が必要。
2024/10/20 日本テレビ[シューイチ]
<今週知っておきたいNEWS>イスラエル発表…ヒズボラ最高指導者殺害 石破茂新総裁は大きく変わる東アジアの戦略環境に対応するために日米の地位協定の改定を打ち出した。日本にとって不平等条約だという不満が、とりわけ沖縄の自民党支持層の中から渦巻いていた。日本の陸上や航空自衛隊というのは国土が狭いので十分な訓練ができない。そのために米国の基地を今度は日本が安定的に使えるようにするために新しい形の日米地位協定を締結してはどうかという考えを示している。石破次期総理は米国の新しい大統領に直談判をして、これを飲ませるかどうかということになり、自ら進んで困難なハードルを設けた。
2024/09/29 日本テレビ[シューイチ]
<今週知っておきたいNEWS>ロシア・ウクライナ・越境攻撃 大変気になるのは、ここ1ヶ月ぐらいで、ゼレンスキー政権、ウクライナ軍はロシアの弱い脇腹というふうに言ってもいいクルクス州というところに地上軍を入れて占拠していること。その広さは1300平方キロというかなりのすごい範囲。もう1ヶ月以上そこに留まっている。ロシア側を和平交渉に引きずり出す狙いがあるのではないかというふうに言われている。そうした中でクレバ外相も含めて閣僚の半分ぐらいが変わるというふうな方向で、ゼレンスキー政権は奪われたロシアに奪われた全ての占領地を奪回するまでは断固として妥協しないというのが方針だったが、水面下ではそうしたゼレンスキー大統領の方針に少し変化が出てきている。つまり和平交渉の芽が出始めているとみられている。
2024/09/08 日本テレビ[シューイチ]
<今週知っておきたいNEWS>トランプ氏“ハリス氏は「突然・黒人に」” ハリス氏が突然黒人になってしまったというトランプ発言が波紋を広げている。米国の政界での黒人という概念はとても複雑で、トランプ氏は黒人のことをブラックと言っていたが、一般的には英語で言うとアフリカンアメリカン、つまりアフリカ大陸から奴隷として連れてこられた苦難の歴史を背負った人たちのこと。したがって厳しい差別にもさらされていた。スポーツの世界がとても重要であり五輪を含めてスポーツで活躍することによって認められ、社会進出をしていった。今回、正式に民主党の大統領候補が確定したハリス氏だが、肌の色は確かに黒いように見えるが、奴隷としてかつてやってきた人たちの系譜には繋がらないということをトランプ氏は言いたかった。実はコリン・パウエル元国務長官、オバマ元大統領も黒人奴隷の系譜に繋がらない。
2024/08/04 日本テレビ[シューイチ]
トランプ前大統領・銃撃され負傷 トランプ前大統領は会場で自分は大丈夫だということで、手を高く上げるポーズを行ったが、この写真が全米にかなり強くアピールをしている。米国の大統領というのは単に政治のリーダーであるだけではなく、陸海空海兵4軍の最高司令官も務めているのでこういう強い大統領選時の大統領というのは選挙にも当然アピールする。一方でバイデン大統領が全体として精彩を欠くだけにこの波紋は広がっていく。今後の選挙戦の中心はトランプ前大統領ということになりそう。
2024/07/14 日本テレビ[シューイチ]
<今週知っておきたいNEWS>バイデン“致命的”言い間違い…撤退論に影響 問題の本質は単なる言い間違いではない。実は米国大統領というのは常に核のボタンと添い寝をしていると言ってもいい存在。米国大陸を核ミサイルが狙っている時に深夜でも軍事補佐官が大統領を起こして核ミサイルで反撃をするというような場合、最後は大統領の決断ということになる。このことから考えても単に米国国民の大統領だけではなくて、日本をはじめとする西側同盟国の大統領でもあり、そういう中で大統領というのは常にどんな時でも万全の判断ができなくてはならない。バイデン大統領がもし再選をされて任期を全うした場合、84歳と言われている。そういう万全の体制があるのかどうか、この一点について世界中から懸念が出ている。
2024/07/14 日本テレビ[シューイチ]
加速する日米防衛装備協力・日本防衛の将来図 いま問題で議論をしなければならないのは米国側が切実に言わざるを得ないほど、米国の力がトータルに弱まっているということ。
2024/06/14 BSフジ[プライムニュース]
加速する日米防衛装備協力・日本防衛の将来図 象徴的に言えば、米海軍にとって世界で一番重要な基地はノーフォークではなく、横須賀。次の段階で日本の支援を切実に必要としている。それがなければ米国の東アジア戦略の遂行はありえない。
2024/06/14 BSフジ[プライムニュース]
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