【あの一言】
岡部信彦の発言まとめ
国産ワクチン開発の現状・有効性と安全性は? 同じ不活化ワクチンと一言で言っても、病気によって効果も熱の出方も違う。不活化ワクチンには良いところもあるし欠点もある。上手に使い分けるということが大切。日本の新しい薬物の承認事項では基本的に、前のよりも良いものでなければいけないという前提がある。
2021/10/27 BSフジ[プライムニュース]
この大臣「接種率6割で感染者数横ばいに」 接種を受けた人が例え6割になったとしても、コロナが消えるわけではない。例えばインフルエンザでは年間1万人から2万人ぐらい亡くなるが、学校がそれで休みになることはあるものの、社会がストップすることはない。そういうようなことを受け入れていくことを考えていく必要がある。
2021/07/25 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ほぼ無観客の中…宮城は「有観客」 医療とオリンピックというのは別のところでやっている。重症者が引き受けられないような状況で同時に並行してやることは非常に難しい。人を守るという意味ではそこは(医療を)優先すべき。入院できないような状況がたくさん見られるようなところでは大会中止を視点に入れて考えるべき。
2021/07/25 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ほぼ無観客の中…宮城は「有観客」 いいシナリオと途中で中止という悪いシナリオを考える必要があるが、いいシナリオであるならば、有観客ということもありうる。いいシナリオと悪いシナリオのどちらかだけの議論だけではだめ。
2021/07/25 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
緊急事態宣言再延長・医療現場は・ワクチンは 副反応はワクチンそのものに対する生体側の反応。これがあまり行き過ぎてしまうとよくないので、早く見つける必要がある。アナフィラキシーは早く見つければきちんと治せる。副反応として届けられている85例(の死亡者)は必ずしも真の副反応だけではなく、元々の病気で亡くなる場合もある。
2021/05/30 NHK総合・東京[日曜討論]
緊急事態宣言再延長・医療現場は・ワクチンは 英国にインド株が入ってきて、広がり方としては結構早そうだということになっている。重症になることは確かだが、英国株の数倍高いというほどではない。相当警戒すべきことは確かであり、相手の性格が変わってきたらそれに合わせて変えるようなやり方を当然取らなくてはいけない。インド株が入るのを(水際で)粘って一カ月間遅らすことができれば、一か月分ワクチンで免疫を持てる方が多くなる。(水際とワクチンの)両方をやっていかなければいけない。
2021/05/30 NHK総合・東京[日曜討論]
課題と行方を徹底議論 日本はワクチン後進国だという極めて自虐的な話が出てくるが。例えば中国でも今ワクチンを作ったり、公衆衛生をやったりしている中心の人達の多くは日本で勉強していた人達。基本的なことは自分達も伸びるけれども他も一緒に伸びようという姿勢。1つの国だけが健康でいてもだめだということ。普段からそういう協調性を持ってやっていくのが安全弁。
2021/05/18 BSフジ[プライムニュース]
緊急事態3週間の効果は? 落ちた時にやめてしまうとリバウンドという波がすぐにあがってくる。落ちた時に落ち着くのかどうかをしばらく見る必要がある。今、医療機関の病棟がいっぱいになっているが、早いうちにやめてしまうと病棟はずっと忙しいままになる。ここはどうしても国民の協力が必要。(最終的には)カーブを見て、それで判断することと、医療機関でいつでも患者が引き受けられるようになった時が解除してもいい時。
2021/05/18 BSフジ[プライムニュース]
緊急事態3週間の効果は? 薬とか治療を医学的見地でやる対策を「ファーマスーティカルインターベンション」というが、一方で「ノンファーマスーティカルインターベンション」といって医療とか薬に頼らない対策がある。それが「人と人の間を開けましょう」とかのソーシャルディスタンスとか、「できるだけ外には出ないようにしましょう」というもの。これら2つは両輪でありどっちも必要だが、今まで(日本には)ワクチンという打ち手がなかったので後者に頼ってきた。ようやく両輪がまわり始めた。
2021/05/18 BSフジ[プライムニュース]
世界で87か国・中国のワクチン外交 日本は開発力、技術力は十分持っているが、商品にするにはバックアップが必要。いまここで遅れたからと諦めず、今後再び同じ事が起きたときのために開発を進めていくべき。
2021/05/16 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
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