【あの一言】
吉田文彦の発言まとめ
<風をよむ>核のタブー 核兵器というのは人道的にも道徳的にも人間が使うべきではない兵器。この核タブーが破られてしまうと、使える兵器として核兵器の通常兵器化が進む。通常兵器として軍事作戦に使われるようになれば「核使用の時代」へと歴史が変わる。
2022/10/09 TBSテレビ[サンデーモーニング]
米中“緊迫”・核軍縮 日本外交の役割は グテーレス国連事務総長は、広島に来て、「日本こそが核軍縮、核廃絶を強く言える最も相応しい国」と言っている。核廃絶が日本として世界に貢献できる重要なソフトパワーであり、これだけ核が世界に拡散している中では日本が一番貢献すべきところ。このタイミングで岸田首相になり来年広島でG7サミットが開かれるこの機会を生かして核廃絶をなぜ訴えているのかと言えば、すなわち相手を核で脅し、いざとなれば核兵器を使用するということが広島・長崎のようなところを何百も作ることにつながるということを言っている。そこについてのモラルの問題、コストの問題やリスクの問題というのを指導者や市民が冷静に議論できる土俵を作れるのが被爆地であり、ぜひ広島にたくさんの人に来てもらいG7でも成果をあげてほしい。
2022/08/07 NHK総合・東京[日曜討論]
米中“緊迫”・核軍縮 日本外交の役割は 中国は弾道ミサイルを日本のEEZ内に狙って落としている。弾道ミサイルは核兵器をイメージさせる兵器であり、中国は背後で核抑止をちらつかせたようにも感じられ、危険なゲームをしている。
2022/08/07 NHK総合・東京[日曜討論]
米ロなぜ歩み寄り?背景に中国の存在… 2020年フランスを抜いて中国が米ロに次ぐ第三の核保有国となった。米ロにとってそれが懸念材料になっているのは否定できない。
2021/06/20 TBSテレビ[サンデーモーニング]
原発事故の“教訓”とは 福島原発事故が何をもたらしたのか、この事故のインパクトの大きさ、福島事故は世界で何をもたらしているのかがやっと見えてきた。原発ルネッサンスという夢はもはやつぶれてしまった。福島原発事故は原子力産業がある意味、衰退期に入る大きなきっかけになった、一方で廃炉や使用済み燃料の問題もあり、原子力産業をなくしてしまうことはできない。誰がどう後片付けをしていくのかという問題が如実になってきた。
2017/03/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]
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