【あの一言】
伊藤由希子の発言まとめ
コロナ危機・“第6波”収束へ何が必要か これまでは医療がひっ迫しないよう社会が行動を自粛することが求められてきたが、これからは社会が逼迫しないよう医療提供体制を強化するようにむしろシフトしていくべき。特に日本は規模が小さい病院がたくさんあるという特徴があり、重症者の治療を担える病院が非常に少なく、一部の病院に負担が集中してしまうということがコロナ前からあった。それが今回顕在化した。同じことを繰り返さないためにも長期戦略として病院での重症者の治療体制を強化するための病院の再編・統合・機能連携に取り組むことが必要。
2022/02/20 NHK総合・東京[日曜討論]
コロナ危機・“第6波”収束へ何が必要か 政策はただで実施できるものではない。例えば昨年9月に東京都が緊急事態措置を延長した時には、18日間の時短営業を続けていく協力金として2200億円払っている。これは新国立競技場が1個建ってしまうぐらいの金額を延長措置に対して払っているということ。1日120億円かかっている。地域によっても数字は異なるが、1日あたりの費用がどのぐらいなのか、経費を公開し、それに見合った感染対策の効果が得られるのかという費用対効果を地域ごとに議論する必要がある。
2022/02/20 NHK総合・東京[日曜討論]
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