【あの一言】
中川俊男の発言まとめ
コロナ危機・“第6波”収束へ何が必要か これだけ全てのみなさんがマスク、手洗い、消毒して徹底的にやった上でいまの感染者数になっている。この間、季節性インフルエンザはその効果もあって発生していない。このことは非常に重要なことと受け止めなくてはならない。オミクロン株であっても重症化する率も高いし死亡者も増えてきている。これは到底、季節性インフルエンザと同じとは言えない。強引に5類に変更した場合には外出自粛もできないし入院措置もできないし緊急事態宣言も出せない。何よりも重要なのは公費をあてられないこと。入院の医療費、自宅療養、宿泊療養にかかる医療費についても支援金をあてることができなくなる。
2022/02/20 NHK総合・東京[日曜討論]
コロナ危機 “第6波”収束へ何が必要か オミクロンが侵入してきたときと同じような状況。名古屋の報告では60人中8人がBA.2だったという報告もあるのでかなり広がっているのではないかと思われる。感染力が2割弱ぐらいなので必要以上に恐れることなく、正しく恐れることが必要。
2022/02/20 NHK総合・東京[日曜討論]
緊急事態宣言再び・感染急拡大への対策は 医療提供体制は医療の有事であってもコロナ医療とコロナ以外の医療を両立することを目指さなければならない、これを崩すと大変なことになる。今、コロナ以外の医療が大変になっている。大阪ではがん手術を延ばす、脳卒中、急性心筋梗塞の行き場がない。大変なことになっている。コロナ患者の退院基準などを厚労省が徹底し周知してもらいたい。
2021/04/25 NHK総合・東京[日曜討論]
感染拡大・医療ひっ迫・新型コロナ・いま必要な対策は 警戒ステージを決定する中心に病床占有率というのがあるが、この病床占有率が現場の実態と大きくズレがある。その原因は分母が確保病床数になっていることがある。これは即応病床数と準備病床数の合計であり、今すぐに入れる病床ではない。ぜひ分母を確保病床数から、即応病床数に早急に変えてほしい。正確な状況を冷静に把握していろんな関係者が同じ危機感を共有すべき。
2020/12/06 NHK総合[日曜討論]
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