【あの一言】
舟津奈緒子の発言まとめ
最新分析・アフガニスタン・香港・北朝鮮 米国では、中国の国際秩序への挑戦とか中国の統治モデルそのものへの反発というものに対しては、超党派でのコンセンサスが取れている。特にトランプ政権はペンス副大統領の演説に表れているように、中国を明確に修正主義国家と認定して競争相手であると認定している。戦略的競争については超党派でコンセンサスが取れているが、どのように競争に勝っていくかというような具体的な方法論について米国の中でも議論が本当に割れている。そんな中でトランプ大統領、トランプ政権にとっては、議会の方からは価値の方でプレッシャーが強くきていて、不透明で難しい状況になってきている。
2019/12/08 NHK総合[日曜討論]
最新分析・アフガニスタン・香港・北朝鮮 来年の大統領選挙で再選を目指しているトランプ大統領にとっては、特に接戦州である農業州の票を固めることが優先順位が高い。そのためにも中国との貿易交渉をできるだけ有利に妥結したいという思いは、トランプ大統領には強い。ただ今回、香港の人権法案というものが成立して、議会から人権に対するプレッシャーが大きくきていて、トランプ大統領は本当に今、難しい舵取りを迫られている。
2019/12/08 NHK総合[日曜討論]
最新分析・アフガニスタン・香港・北朝鮮 ウクライナ疑惑を巡ってトランプ大統領と議会との対立が激しくなっている。先日、ペロシ下院議長は弾劾決議案の策定を指示したばかり。トランプ大統領としてはこれ以上の議会との対立を避けたい。これまでトランプ大統領は米国ファーストと言って、価値にあまり関心を寄せていなかったような言動をしてきたが、米国世論全体としては民主主義、人権に対する思いというものは非常に強いものがあるので、こちらも無視できない。
2019/12/08 NHK総合[日曜討論]
最新分析・アフガニスタン・香港・北朝鮮 トランプ政権の中東政策は、サウジアラビアやイスラエルといった親米国を柱にイランを封じ込めるということと、将来的に中東全体から米軍を撤退させるという2本立てだが、うまく機能していない。今回、急にアフガニスタンとの和平交渉再開というのが12月にあると発表したが、これもアフガニスタンからの撤退を視野に入れたという文脈の中で読み取れる。ただ和平交渉についてはかなり不透明な状態。
2019/12/08 NHK総合[日曜討論]
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