【あの一言】
神保謙の発言まとめ
韓国・尹大統領“反日”に舵を切るのか (韓国国民は)尹大統領が対日関係を改善したことはいいことだと考えているが、日本が韓国にしてくれるよりも多くのことを日本に対し尹大統領が譲ったのではないかと考えている。日本はそれを返してないという思いが野党の方には特に強い。
2024/04/11 BS-TBS[報道1930]
特集・防衛費増額・日本の本気度は 2005年ぐらいまでは日本の防衛費と中国の国防費というのは同水準だった。それが現在は5倍以上に広がり、2030年より先にはこのままの水準でいくと8倍とか9倍に広がっていく。防衛費を増やそうと思っても、中国の国防費の伸びについていくのは不可能。どの水準で防衛費を定めるのかということは日本の安全保障防衛戦略の目標をどこに置いて、その中で必要な装備は何かというところからしか出てこない。日本を取り巻く安全保障環境はG7の中で最も厳しく、これ全部にお金をかけていこうとすれば無尽蔵にお金が必要になってしまう。優先順位を定めて優先順位に向き合うためにどういう装備が必要かというふうな発想が極めて重要。
2022/08/20 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
防衛研が情勢分析を緊急刊行「ロシア支持」の中国…本音は? 台湾の防衛についてコミットするかと問われた時にバイデン大統領は「イエス」とまでは言ったが、その後、どうやって、どういうふうに戦うのかというところがない。最大の核心はバイデン大統領が核のボタンを押せる大統領かどうかということ。核兵器を使う準備なしに核の撃ち合いという状況に備えた抑止力の下で通常戦力を動かすということは難しい。
2022/06/09 BSフジ[プライムニュース]
<NEWSドリル>重視・アジア安全保障のカギ?フィリピン次期政権との関係 中国は広大な陸地で様々な兵力を分散配備して、地理の深さを利用して様々な安全保障戦略を立てることができるのに対し、米国は海と空から前方展開していく必要がある。現在、米国の地上拠点として日本、韓国があるが、それだけでは足りない。フィリピンという場所が米国にとって喉から手が出るほど欲しい場所となっている。
2022/05/24 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<NEWSドリル>中継・ロシアめぐり・インドと相違・4カ国で「クアッド」首脳会合 日米豪3か国がとっていたウクライナに対する姿勢と同じ姿勢をインドに求めることはかなり厳しい。そこに持っていこうとするとクアッド自体が内部から瓦解してしまう可能性がある。本来であればクアッドは安全保障協力をする(方向で)発展させていくべきであるが、今回の合意を見ても経済安全保障とか経済産業省系の協力案件が重視されている。
2022/05/24 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<NEWSドリル>大幅増へ・国防費を見直し・軍備増強する欧米の事情 欧州各国にとってロシアのウクライナ侵攻というのは第二次大戦後、最大の衝撃といっていい。トランプ大統領時代に欧州各国は(米国から)自国の国防費が少なすぎると批判されてきた。せめてGDPの2%にしろと。英仏を除いては1%半ばぐらいの国が多かった。今回の事態を受け、軒並み国防費を増大に踏み込んだ。
2022/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<NEWSドリル>戦場が兵器“PRの場”に・株価上昇・米国の軍需産業 携帯型の「ジャベリン」や「スティンガー」などは比較的安価でコストパフォーマンスが高く、訓練を必要としない兵器であり、それが大変大きな成果をあげていることは各国の軍人にとって非常に大きな教訓となっている。レイセオンやロッキードマーチン社の売上の主力は航空宇宙産業であり、こうした兵器が占める割合というのはごくわずかに過ぎない。株価が上がっているのはむしろこれから国際安全保障環境がどんどん悪化して各国が国防費を増強するということを見越した投資家の行動というふうに捉えるべき。
2022/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<NEWSドリル>戦場が兵器“PRの場”に・株価上昇・米国の軍需産業 米国はウクライナに対する軍事力の提供というのを想定していなかったため、生産ラインができていないし、ロットも足りない。今、焦って作っている状況。国防産業にとって売上が増えるのは確かであるが、それを想定した国防産業計画がもともとあったわけではない。米国が本気でこの戦争を終わらせる気があるのかというのは非常に重い質問で、直接米軍が軍事展開をすれば戦況が一変させる可能性はあるが、ロシア軍との直接対立を招き、より大きな大戦につながりかねないというリスクがある。
2022/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<NEWSドリル>戦場が兵器“PRの場”に・株価上昇・米国の軍需産業 ロシアが化学兵器や場合によっては核兵器というところまでエスカレーションをする可能性があるのかということによって(米国参戦の)状況判断が分かれてくる。
2022/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<NEWSドリル>懸念・中国が米台へ強硬姿勢・背景にバイデン大統領“弱気発言”か 台湾海峡における制海権、制空権はほとんど中国側に有利な状況で推移していることは間違いない。ただ全面侵攻をするということになると兵隊を揚陸艦で連れて行き制圧作戦を行わないといけないので大変なオペレーションになる。軍事バランスだけで見ると台湾の国防部長の見立てでは2025年。米国のインド太平洋軍の前司令官デビッドソンの見立てでは向こう6年間の間にそうした能力を獲得すると言っている。実際に中国指導部がそのような決断をするかどうかはまた別の話。
2021/10/12 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
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