【あの一言】
後藤茂之の発言まとめ
感染急拡大・第7波・対策は 基本的に4回目接種は60歳以上の人、18歳以上の基礎的疾患のある人、ハイリスクと医者が認める人に限って重症化予防を目的として行う。世界では欧州などでは80歳以上というところも多いし、医療従事者も接種の対象でないところも多い。日本では急速に感染が拡大し、将来、医療提供体制へのひっ迫が懸念されるため、リスクが高い方が集まる病院とか、高齢者施設のスタッフにも4回目接種を認めることにした。今の状況から言えば、それ以上に拡大させることは考えていない。
2022/07/17 NHK総合・東京[日曜討論]
感染急拡大・第7波・対策は 現状は重症化もある程度抑えられていて、入院率も低いので、基本的には行動制限をすることなしに、社会経済活動を維持しながら、保険医療体制をしっかりと確保していきたい。仮にリスクを管理することができないほど感染が進み、医療ひっ迫が起こりそうだということになれば行動規制を含めた対策の強化も考える。
2022/07/17 NHK総合・東京[日曜討論]
コロナ危機・“第6波”収束へ何が必要か 5類感染症に引き下げなると健康状態の把握だとか、外出自粛の要請だとかの根拠もなくなる。入院措置も行われなくなる。感染法上の対応も大分変る。総合的判断で危険が高くないという判断になる。BA2の問題も含め遅れて重症化が高まってくる可能性もあり現時点での引き下げはいかがなものかと思っている。
2022/02/20 NHK総合・東京[日曜討論]
コロナ危機・“第6波”収束へ何が必要か 国産の治療薬は非常に大切。政府としても研究開発から支援している。塩野義製薬の経口薬の治験が進んでいて20億円の支援をしている。今第二相のAまでいっている。有効性・安全性について早く結果が出ることを期待している。承認もなるべく早くしたいと考えている。
2022/02/20 NHK総合・東京[日曜討論]
コロナ危機・“第6波”収束へ何が必要か ファイザーの経口薬については2月27日までには全国の主要病院で院内処方になっていき、その後院外処方を行っていく。量的には4万人分を14日から配布しているが、200万人分が確保されている。「モルヌピラビル」については42万回分が準備されている。当初は年度内3月までに60万人分というふうにしていたが20万人分増やし、80万人分の対応が可能になっている。「レムデシビル」については一般流通で数か月分が確保されている。状況によって輸入を多くできる体制になっている。
2022/02/20 NHK総合・東京[日曜討論]
オミクロン・濃厚接触者の待機期間短縮は・後藤厚労相に聞く 濃厚接触者は感染させないので心配ないという判断は危険。客観的エビデンスに基づき専門家が判断することであり、政治家が判断することではない。
2022/02/06 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
オミクロン猛威「濃厚接触者」の定義の見直しは コロナの死亡率はインフルエンザの10倍以上。感染の拡大力も圧倒的に異なる。病気の重篤率からいってもインフルエンザとは異なるのは明らか。マスクをせずに1メーター以内で15分間以上話した人だけが濃厚接触者となる。その人たちには感染のリスクがある。
2022/02/06 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
過去最多5万人超の感染・オミクロン株への対応は 今の状況からいえば若い世代も体調が悪いということであれ、やはり医療機関にできるかぎり病院に行ってもらいたい。ますます医療がひっ迫するような事態になっていくとき、どういう形ですべての人に適切な医療を提供できるかという観点からいろいろな対応を今後、考えていかなければならない。
2022/01/23 NHK総合・東京[日曜討論]
オミクロン株・空港検疫外で初・感染判明 リスク管理に基づいて全員の方を足止めするとかいうわけにはいかない。その辺のところはオミクロン株が出たら今までは前後2列を濃厚接触者としていたが、今は飛行機全体を濃厚接触者として扱い、きっちりと水際戦略をやっている。自宅待機の方のフォローアップ体制もできている。今のところこのオペレーションでリスク管理をしていく。
2021/12/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国会論戦の焦点は・与野党に問う 課題は3つ、イノベーションの実現、グリーン成長戦略で経済、環境の好循環を作る、水素、CCUSなどのイノベーションの世界的連携を作ること。水素、蓄電池、カーボンリサイクル、洋上風力発電は重点分野。
2020/11/01 NHK総合[日曜討論]
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