【あの一言】
小西雅子の発言まとめ
COP26合意は・どう進める?“脱炭素社会” EVかFCVか、どの技術がカーボンニュートラルに適しているかはまだいろいろな可能性がある。重要なのは脱炭素革命、一種の産業革命でもあるので移行期には痛みを伴う。経済の痛みをなるべく抑えながら転換を促し民間が選べる環境を作るには経済的手法といわれる炭素税とか排出量取引税などが非常に重要。特に予見可能性として2030年に5000円、2035年には7000円。いずれは1万円のようなことが見えていると企業はどの技術が早く、商業化できるのかがわかり予定が立てやすくなる。日本も早くカーボンプライシングを導入するべき。今、環境省でカーボンプライシングの小委員会が始まっているがまだ検討の段階であり、早く制度設計に入れることを望んでいる。
2021/11/28 NHK総合・東京[日曜討論]
|