【あの一言】
小林鷹之の発言まとめ
中国・覇権拡大・緊迫の南シナ海どう守る・総裁選9候補×橋下徹 口頭でこの「遺憾だ、遺憾だ」という、いわゆる遺憾砲を放っているだけであれば、この事態は何ら改善しない。国際連携を強化していくということと、フィリピンへの直接支援を強化していくということ、日本の海洋保安能力というものをしっかりと強化していくことが必要。国際連携でいえばG7、クワッド、あるいはオーストラリア、韓国、フィリピンと米国としっかりと連携をしながら日本がそれを主導するような形で、より中国を国際社会の非難の前面に立たせるべきだと思っている。
2024/09/22 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
中国が台湾封鎖・その時、邦人救出は・総裁選・9候補が集結 段階的な措置が必要。事態がエスカレーションしてきた場合には人道回廊を設定するために総理自らが国際交渉、国際社会に対して訴えていく。
2024/09/15 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
小林鷹之氏・立候補表明会見 今、私たちは分岐点に立っている。米国社会の分断、欧州の政治不安定化、中東を巡る危機の高まり、インドをはじめとする新興国の台頭、そして中国、ロシア、北朝鮮による威圧的な行動。世界が混とんとする今こそわが国が毅然とした国家運営をしなければならない。日本の経済力、科学技術力は国際的に低下をしている。名目賃金が伸びていることは明るい兆しだが、足元で物価が高騰し実質賃金がなかなか上がってこない。この停滞感を打破し、活力ある社会を取り戻さなければ、日本は世界の中で埋没してしまう。これから数年間の私たちの歩みが数十年後の日本の未来を大きく左右する。もはや猶予はない。ビジョンを掲げ進むしかない。
2024/08/19 NHK総合・東京[NHKニュース]
米国の対中国・半導体の輸出規制に疑問符? 機微性がそれほど高くないものに関しては許可を出して普通にビジネスもしていい。日本にも外為法というルールがあり、これに則ってやっている。ただし機微技術の流出が問題で、国の安全を損なう外国からの投資については適切に対応していく。運用にあたって各省庁の意識や能力、体制がバラバラだったが、各省庁の知見を共有し連携して全体として底上げしていく対応を打っている。一昨年には、外為法を改正して事前届け出をするための対象を変え、重要な分野としてサイバーセキュリティ、医薬品、高度医療機器、海底資源を追加した。研究者や留学生を通じて情報が抜けないように日本の公的資金を申請する一方で外国政府からもお金をもらっているというケースでは情報を開示してもらうというふうに年内を目途にガイドラインを変えていく。
2021/11/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
米国の対中国・半導体の輸出規制に疑問符? 経済安全保障について、本質的に一番重要なことは、他国の動向を見て日本の対応を決めるのではなく、「日本としてどうするのだ」という骨太の基本的な戦略や考え方というものを打ち出していくこと。国家安全保障戦略を次に改定する時には経済安全保障に関する基本指針をしっかりと固めて盛り込んでいくべき。岸田総理も時期は明示していないが、国家安全保障戦略を変えていくと言っている。日本としての考え方を固めて、その中に重要技術の流出防止をどう位置付けるかが非常に重要となる。
2021/11/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
半導体・世界大手「TSMC」日本で工場建設へ 日本は昔は世界の半導体会社の50%を占めていたが、今は1割を切る水準。この状態をこのまま放置すると、今残っている企業も人も海外に行ってしまい、日本は空洞化する。それは即ち生活に必要な半導体を全て外国に依存するということを意味する。それでいいのかという問題意識が根底にある。その半導体のサプライチェーンを見た時に、日本の強みというのは素材分野、製造装置分野にあるが、半導体そのものの製造拠点というのがない。今回TSMCが投資の意思を表明して、ソニーも協力してくれることになった。これが実現すれば今、欠けているところが埋まるという意味で、これからの反転攻勢の一つのきっかけとなる。この場で金額を言うのは控えるが、経済対策に半導体支援というのを入れるべく調整している。
2021/11/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
半導体・世界大手「TSMC」日本で工場建設へ 仮にTSMCに政府の血税を投入するとすれば、納税者に対する説明責任が当然ある。半導体産業というのは座して死を待つような産業ではなく、これから時間をかけてでも世界のど真ん中に日本が行く必要がある産業だと思っている。日本は旧世代の40ナノとあるように世界の先端からは2周も3周も遅れているレベルなので、どうしてもTSMCの誘致が必要。その先のことを考えると2020年代後半からはどことやるのか、ポスト5Gとか、メガデータセンターに必要な次世代半導体というのは日本一国ではできない。そこは技術を持っているIBMやインテルのある米国とどう連携していくかが鍵を握っている。さらにその次の段階ではデジタル化には電気の消費量が増え、莫大な電力が必要となるので、電力から光へ変えていく、光電融合までを時間軸として10年ぐらいを見据えたパッケージを作っていく。その最初となるのがTSMC誘致。最先端ではないものの、今の日本の40ナノがTSMCが来ることで、20ナノ台になることは大きい。
2021/11/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
経済安全保障の課題・貴重な資源どう確保・小林担当相×橋下徹 当面、金属シリコン安定供給のために中国だけではなく、例えば豪州とか分散して多角化していくことが必要。金属シリコンを利用する企業の備蓄をトータルでどうしていくかということも考える必要がある。時間軸の関係で重要なのは今後のデジタル化でデータ通信量、消費電力も爆増するということ。パワー半導体がこれから必要になってくるが、シリコンで本当に対応できるのかという問題が出てくる。代替材料の開発でシリコンの先に来るのが、窒化ガリウム、酸化ガリウム、ダイアモンド。素材の開発というのは日本が強い部分なので、そこはしっかりと研究開発を政府として後押ししていく。
2021/11/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
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