【あの一言】
安井明彦の発言まとめ
<グローバルアイ>民主主義サミット閉幕・バイデン「線引き」外交の危うさ 米国で外交政策に対する関心というのは非常に低い。国内のアンケートでは、優先課題を外交だという人はほとんどいない。上位に来るのは医療、経済・雇用、中でもインフレというところで米国を立て直することが問われている。ここで民主主義を出してもちぐはぐな感じは否めない。
2021/12/13 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
特集・米中次の一手は 米国が出してくるのはウイグルなどの人権の問題だろう。ペンスあたりがこの問題で何か発言する可能性もある。人権問題に絡めて制裁も出すだろう。ただこの部分に関しては中国も譲れない。中国のハイテク企業への制裁も米国だけだと限界があるので同盟国を含め他の国にもっとこれにのってくれないと困るぞというふうに戦線を広げていくだろう。
2019/08/10 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
特集・米中の我慢比べ・どちらが有利? 米中の争いはベースシナリオとしては年末年始をめがけて一時休戦に動く可能性がある。ただそれは中国側が一時休戦してもいいと思うかどうかにかかっている。年末年始を超えてしまうとトランプ大統領としても戻りが効かなくなり、より関係が悪くなるリスクは高くなる。年末年始がひとつの目安となる。
2019/08/10 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
特集・米中の我慢比べ・どちらが有利? 米中の摩擦がエスカレートしている印象がある。トランプ大統領としては、選挙も近づいてきたし強い姿勢を示したい。国内ではFRBも利下げをしているし、財政的にも議会が拡張財政をやるぞと決めている。もう一歩、足を踏み出してみたものの、中国がまったく寄ってこないのでもう1回強く出た。戻るきっかけがお互いになくなっている。
2019/08/10 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
米中のどちらに有利なのか? 米国はここまではそれほど影響は出ていなかったが影響は着実に出てきている。さらに米国は関税を引き上げるつもりでいるので、これからはレベルが違ってくる。メキシコともやっていて不透明さが高まっている。米中の損得という次元を超えたところに行ってしまうリスクが高まってきている。
2019/06/03 BSフジ[プライムニュース]
日米の新たな貿易交渉始動!農産品・自動車・為替条項の行方 日本側からの発言が情報として多く出ているので、米国が本当にどこまで本気にこだわってきているのかがあまり見えない。自動車の関税の行方、為替条項など懸念材料はあるが、米中問題などと比べればかなり危機感は低い。
2019/04/18 BSフジ[プライムニュース]
米中首脳が睨む「交渉のヤマ場」 米中首脳会談は3月4月5月くらいでタイミングをさぐるということだろう。
2019/02/18 BSフジ[プライムニュース]
米中経済に潜む「先行きリスク」 米国の経済を見ている人達は中国経済が失速するかは大きなリスクとして意識している。中国経済が減速すると世界経済に影響が及ぶ。中南米、北米に対する輸出が落ちれば米国経済にマイナスになる。
2019/02/18 BSフジ[プライムニュース]
ゲスト紹介 多少期限を延長するようなことを含みながら全面的な決裂は避けるのではないか。トランプ大統領は再選を考えているので、対中で成果をあげたい一方で、景気はしっかりしておかないといけない。マーケットが崩れては困るので妥協を急ぎたい。一方で、長い視点で中国との関係は根本までやらないといけないという考えの人がトランプ大統領の周りにいる。
2019/02/18 BSフジ[プライムニュース]
最新分析・北朝鮮・貿易問題の行方は 関税が大きく上がっていなくても、着実にじわじわと(貿易摩擦の)影響が出てきている。将来が不透明になってくるので、企業の投資行動などがだんだん萎縮している。米中に限らず幅広く影響が出てきつつある。グローバルにサプライチェーンは広がっているので、世界的に影響が広がっている。1番気をつけなければいけないのは、貿易摩擦の影響は経済の弱いところからまず出てくるということ。米国経済は好調なのですぐに悪い影響は出てこないかもしれないが、例えば中国経済は減速局面にある。中国に輸出しているアジアの国々、EUはどうなのか。新興国を中心に通貨不安なども出始めている。そういったところと貿易摩擦の影響がリンクした時に、複合的なショックになるリスクがある。
2018/09/30 NHK総合[日曜討論]
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