【あの一言】
古川俊治の発言まとめ
ファイザー効果減?抗体が41分の1に 今までも、オミクロンが出る前から、感染した人にワクチンを更に打つと強い免疫ができるということは分かっていた。オミクロンがきても対応ができている印象。
2021/12/08 BS-TBS[報道1930]
“危険な社会実験”・英国は結局… 過去に英国はものすごい感染爆発があったので、ワクチンを打っていなくても抗体を持っている人がかなりの数いる。日本の場合はそういう人は少ない。デルタ株は計算上、8割以上の人が抗体を持っていないと手ごわい。その意味で言えば日本が英国のような状態になるのはもう少しワクチン接種が終わった後になる。英国が実施していることは、感染症のひとつの対応の考え方であり、日本はワクチン接種を終えた時点で国民的な議論をして今後どういう方向性でやっていくのかについて検討する必要がある。
2021/08/30 BS-TBS[報道1930]
激増続く新型コロナ感染者・コロナ対応見直しの「時期」 見ているだけではいざ3回目が必要となった時に間に合わないので、3回目も十分あり得るという想定で3回目の分も確保している。今までのデータを見ても半年ぐらい経つと、特に高齢者では抗体価が落ちてくる。抗体価が防御と相関するということもわかっている。抜き打ち感染は中和抗体の低い人で起きている。抗体価の低い人には3回目の接種を進めていくべき。それで経済を動かしていくのが、有り得るシナリオ。来年になれば、例えば武田薬品で作るノババックスが出てくる。あれは大変いいワクチンなので今までのメッセンジャーRNAワクチンを基礎にしてこれを打っても効果は期待できる。
2021/08/12 BSフジ[プライムニュース]
激増続く新型コロナ感染者・東京の重症&入院者数の行方 (病院に入れない人は)広域に空いているところを使わせて頂く。いざとなったら患者の救命なのでやらなければいけなくなる。今ICUでECMOを付けている人たちをなんとか普通の病棟で態勢を確保するなど、医療の方としてはやらざるを得なくなる。入院患者で良くなった人は別の施設に行っていただきどんどん回していって、なるべく重症の方にベストな医療ができる体制を取っていきたい。
2021/08/12 BSフジ[プライムニュース]
「指定感染症」の分類は コロナを5類にした方が良いという議論が初期からあるが、(そうならないのは)インフルエンザと比較すると死亡率が高いということがある。
2021/08/02 BSフジ[プライムニュース]
投薬対象とコロナ診療の実情 6週間あれば(新しい変異株に対応した)メッセンジャーRNAワクチンは作ることができる。ところが、もう1度臨床研究をやってみないと安全性や効果は実はわからない。今後どういうふうに変異株と新しいワクチンに対して科学的に規制していくかということを各国でちょうど議論しているところ。新しい変異株対応のものをどうやって承認していくかについて国際的に議論していくことになる。
2021/08/02 BSフジ[プライムニュース]
投薬対象とコロナ診療の実情 例えば、ノババックス(ワクチン)を日本は来年の頭から武田製薬で作る。あれは一定のお金を払って武田が販売権を得て、製造もする。ああいう形でビジネス的に合意できれば国内で作ることもできる。抗体カクテルもそうだが、ファイザーのワクチン、モデルナのワクチンというのはそこまでの合意ができていない。
2021/08/02 BSフジ[プライムニュース]
新治療薬「抗体カクテル療法」・投薬対象とコロナ診療の実情 (「抗体カクテル」の対象を絞っている)可能性はある。実際に確保できている数が限られているので、これを有効に使いたいという頭はある。野放図にどこでも誰でもということになると、本当に必要な人に渡らなくなる。厚労省としてはそういうことは避けたいと考えている。
2021/08/02 BSフジ[プライムニュース]
インド変異…日本人に感染力大? 初期にはかなり日本は少なかったが、感染者数の中で何人亡くなったかと見ていくと、だんだん欧米に近づいて来ている。日本だけ特別だという考え方は変えていくべき。医学的に言って日本人は違う、アジア人が欧米人に比べてコロナにかかりにくくて重症化しにくいかというと、もうそういうことはなくなってきた。
2021/05/03 BS-TBS[報道1930]
|