【あの一言】
エマニュエルトッドの発言まとめ
<欲望の資本主義2023>逆転のトライアングルに賭ける時 前編 米国では必要な数のエンジニアを生み出せておらず、これにより産業システムが崩壊している。工学や科学に携わる人材が不足し輸入に頼るようになった。モノだけでなくエンジニアも輸入している。科学者とエンジニアの50%は米国国外生まれで、ほとんどが中国かインド出身。
2023/01/01 BS1[BS1スペシャル]
“知の巨人”エマニュエルトッド・生予言・日本は?世界は?どう動く 中国が支配的な覇権国家になることは考えにくい。これは人口動態を見ていれば明らかであり、私が特別なことを言っているわけではない。中国の出生率というのはあまりにも低く、次第に生産年齢が減っていくことになる。1.3とかそれよりもずっと低くなる。
2022/11/06 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
世界を予見・知の巨人・E・トッド・生出演 フランスから見ると日本というのはとても安定し、技術的にも、とても進んでいる国。街は清潔でフランス人にとってそれは驚き。人々は日本が段々と後退しているとかの話をしているが、日本は全く以前とは変わっておらず、世界の中で最もモダンな国のひとつと言える。
2022/11/06 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
欲望の資本主義2021 資本主義に対立する概念はもはや存在しない。共産主義は破綻したし、今は多種多様な資本主義が存在している。
2021/01/01 BS1[BS1スペシャル]
知の巨人・トッドに問う・米国・中国…世界の行方 米国のヘゲモニーが中国のヘゲモニーが移ると言う日本人が多いが、中国も見かけ上の繁栄から危機を迎える。今後世界は覇権国を中心とした秩序に向かう。アナーキーな無秩序に向かっていく。世界を組織する原理原則がどこにもない世界になっている。
2018/05/19 BSフジ[プライムニュースSUPER]
言いたい事・聞きたい事 視聴者からのメールを紹介。『日本の少子高齢化の人口ピラミッドを正すにはどうすればいいか』。
(日本の少子高齢化の人口ピラミッドを正すには)魔法の解決策があるわけではない。文化的に深い伝統的なファクターによって説明される文化革命が必要。経済よりも人口動態の方が大事。経済は二次的問題であり、一番大きな問題は人口問題。予算をそうした方向に持っていくべきで、大きな予算を家族政策に割かなければならない。
2018/05/18 BSフジ[プライムニュース]
エマニュエルトッド・混迷の世界を読み解く 今、世界は非常に重要な時期にさしかかっている。もはや経済の事ばかり強迫観念のように考えるときは過ぎ去ろうとしている。国家も経済だけにとらわれずもっと重要なことに目を向ける時代を迎えるだろう。
2016/11/06 BS1[エマニュエル・トッド 混迷の世界を読み解く]
エマニュエルトッド・中国は何処へ向かうのか? 人口学的な立場からは中国に対して悲観的な未来しか見えない。中国は今、人口流出の問題に直面している。中国にも移民は来るが、欧米とは真逆。それより多くの人が国を出ていっている。入ってくる人、出ていく人のバランスを見ると年間150万人が中国から出国している。未成熟な国から教育を受けた人がいなくなってしまうことは非常に大きな問題。グローバル化によって安定した国と不安定になった国があり欧州と中国は特に不安定になった国々。
2016/11/06 BS1[エマニュエル・トッド 混迷の世界を読み解く]
エマニュエルトッド・中国は何処へ向かうのか? 中国人の賃金は米国人の賃金の20分の1。中国はあまりに巨大なため、その賃金の安さが世界中の労働者の賃金を押し下げ、結果として世界各国で消費が抑えられ物が売れなくなっている。その影響がブーメランのように中国に戻り中国の労働者の仕事がなくなってくる。中国がグローバル経済の中で果たしている役割の大きさを考えるとこの悪循環は深刻な問題。
2016/11/06 BS1[エマニュエル・トッド 混迷の世界を読み解く]
エマニュエルトッド・中国は何処へ向かうのか? 今、中国は非常に覇権主義的な姿勢を見せているが、中国がこれ以上拡大を続けるとは思えない。実は中国の軍事力はそれほど大きくない。実際その軍事力は国内をコントロールするのに精一杯で、国境を越えて影響力を及ぼすことはできないだろう。中国の覇権主義が外へ向かうリスクは少ない。むしろ危険なのは中国が内部から崩壊に向かうこと。これだけの人口を抱えた国が崩壊することは世界にとっても危険で、日本は今の中国に対していらだつこともあるかもしれないが、感情的になるのは抑え不安定な国、中国の手助けをするべき。
2016/11/06 BS1[エマニュエル・トッド 混迷の世界を読み解く]
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