【あの一言】
ソニーG・三菱電など半導体に5兆円
日本経済新聞・大塚節雄編集委員 AI、脱炭素、EVは将来大きく伸びると期待される基盤技術分野。そこを足掛かりに攻めていく。ソニーグループは半導体画像センサーの増産、東芝・ロームはAI向けデータセンターやEV向けパワー半導体を増産。日の丸半導体の復興の鍵を握るラピダスはロジック半導体で最先端の2ナノメートルの量産を目指している。これらの動きを強力に後押ししているのが経済産業省。支援策として3.9兆円の補助金を用意していて、うち3兆円を国内外の主要な半導体企業に充てる。今回の5兆円の投資に関しても1.5兆円を国が補助する。経産省は半導体関連の売り上げを現在の5兆円から2030年に15兆円に増やそうとしていて、失敗の許されない巨大プロジェクトになっている。
2024/07/09 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
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