【あの一言】
防衛装備の輸出・法整備はできないのか?
自民党元幹事長・石破茂 佐藤元総理が(武器輸出のための法整備は必要ないと)答えてきたのは冷戦期のバランスオブパワーがきいていた時代の話。恐怖の均衡がきいていて戦争がないという、ある意味幸せな時代の話だった。今はバランスオブパワーがきかなくなっていて米国の力が落ちているので、ウクライナでもガザでも今のような状況になっている。底流にあるのは米国の力が落ちてきたこと。これから先、世の中はややこしくなってくる。その中にあって武器は今むちゃくちゃ高くなっている。戦闘機1機100億円以上もする。開発のリスクも高い。納税者の負担もものすごく増える。そうなるとやはり共同研究・共同開発・共同生産・共同使用という流れに持っていかないとリスクも低減しないし、相互に使える能力も向上しない。
2024/05/21 BS-TBS[報道1930]
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