【あの一言】
特集・日経平均株価・33年ぶり高値の理由
大和証券チーフテクニカルアナリスト・木野内栄治 1950年にドッジデフレからのデフレ脱却相場というのがあり、その後、1960年代に米国が保護主義的になってくると、ベトナム戦争激化と共に日本は西側の味方でいて欲しいということで、ドルの供給をされるようになる。外国人買いが1969年ぐらいからすごく増えてくる。この時、日本が反共の砦となったが、今回のG7前後で日本は反権威主義の砦となった。世界中の半導体技術が日本に供与されるなど、優遇され新冷戦の中で日本の立ち位置が有利に働いてきている。
2023/06/17 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
国際エコノミスト・エミンユルマズ 日本の地政学的な重要性が増している。ロシアや中国に行っていたお金の行き場がなくなってきており、日本の再評価が始まっている。過去1950年から90年の間の日本の高度経済成長、好調な株価の強気相場は結局は冷戦時代に起きており、今また新たな冷戦がスタートし、同じようなことが起きようとしている。少なくとも30年~40年間は強気相場の中にいることになる。
2023/06/17 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
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