【あの一言】
特集・対ロシア制裁・中国けん制の具体策
日本経済新聞編集委員・小柳建彦 インドの記者から聞いた話だが、インドというのはもともと中国ともロシアとも西側とも親しく、非常に中立性が高かったが、2020年の中国との国境紛争で、犠牲者が出たのを機に一般市民の対中感情が非常に悪くなった。これまでインドにとってはパキスタンが敵国だったが、今インドにとっての最大の脅威を一般市民に問うならば、中国と答える人が多い。そういう意味ではインドとG7の距離をいかに近づけていくことができるかについていい機運にある。
2023/05/20 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
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