【あの一言】
公明党幹事長・石井啓一
公明党幹事長・石井啓一 これまでの日銀の大規模金融緩和は、デフレ状態からデフレでない状態にまで改善してきたという意味において大きな意味合いがあった。雇用者総数や雇用者の総収入も増えてきたということもあり、一定の成果はあった。ただ、ロシアのウクライナ侵略をきっかけとした物価が高騰し、新たな局面に変わったのは明らか。特に海外の金融当局は利上げをしている状況の中、日銀が従来の政策を続けていくとそれによって一時期、為替が1ドル150円になるなど、為替相場にも影響が出てくる状況になっている。急転換して金利を上げ景気の腰を折ることは問題だが、今の手法がずっと続けられるのかという課題もある。
2023/02/12 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
公明党幹事長・石井啓一 我々も増税ありきでは考えていない、当面は社会保険料の活用も重要になってくる。社会保障制度を支えているのは現役世代。少子化対策・子育て支援は現役世代の数をしっかり確保しようという趣旨であり、それぞれの社会保険から拠出する意味は十分にある。
2023/02/12 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
公明党幹事長・石井啓一 (自公連携の)1番のキーマンは菅前総理だった。特に安倍内閣の官房長官時代は非常に強い公明党とのパイプ役だった、その時と比べると(関係が)希薄になっているように見えると思う。実際には岸田総理と山口代表は月に1回昼食をともにし、党首会談をやっている。幹事長・国対委員長は毎週1回やっている。ポジションごとに自民党と連携し、政権を支える仕組みができている。
2023/02/12 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
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