【あの一言】
“核共有”ヨーロッパ5か国に米国「核弾頭」・NATOの“核共有”とは
二松学舎大学准教授・合六強 実はこの点(NATOの加盟各国が、核の使用に関してどう関与していくのか)は非常に秘密のベールに包まれていて、全く情報が出てこない。ただ研究者らによって指摘されているのは、NATOの中にある核計画グループ(NPG)で協議を行って判断や作戦を共有すると言われている。歴史的な経緯を見てくると、そもそもソ連に対抗するうえで、通常戦力面でNATOは非常に劣勢だったので、核に依存しなければならない状況だった。特にドイツは不安を抱いたので核を受け入れたいということだった。冷戦終結以後は数もそうだし配備している国も減ってきている。これまで今までのところから新たに米国の核をホストする国というのはこれまで全くない。
2023/01/31 BS日テレ[深層NEWS]
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