【あの一言】
米国・中間選挙と米中関係の行方
元首相補佐官・元外務副大臣・薗浦健太郎 今回誰が勝ったかというと、多分、上下院で軍出身者が勝っている。おそらく100人近い。こんなことは冷戦期以降なかった。つまり米国議会は中国との冷戦を戦う体制になりつつある。そういう中で下院議長になると言われているマッカーシー院内総務が「台湾に行くぞ」と言ってみたり、共和党下院の方から中国特別委員会を作り、中国に関する政策を議会で全部精査するという話まで出てきている。大統領が誰であれ、議会の総意として中国に対して厳しい政策を今後米国はより取っていく方向性だけは変わらないだろう。
2022/11/15 BSフジ[プライムニュース]
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