【あの一言】
感染“過去最多”コロナ対策・いま何が必要か
新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣・山際大志郎 われわれはウイズコロナのステージに入った。このコンセンサスをいかに国民全体で持てるかが焦点となる。そのためには透明性を持つことが大事であり、マイナスの情報も含めて示していき、根拠をもって決断していく。
2022/07/24 NHK総合・東京[日曜討論]
政府分科会会長・尾身茂 沖縄のような状況になれば、これまでであれば、間違いなく緊急事態宣言を出していたはず。しかし、今は社会経済を回したいという方向性の中で、強い制限を出すことなく、もう少し別の方法で乗り越えたいという思いがある。2年半でいろいろなことがわかってきたことがあるので、これまでのかなり厳格な対応から、そろそろオミクロンに合ったレベルの対策に変えていく必要がある。
2022/07/24 NHK総合・東京[日曜討論]
京都府立医科大学教授・貫井陽子 コロナと共存していくしかない。大学病院なので学生への教育という使命もあるので、学生に対し基本的に感染対策をしっかりと講じながら、対面での授業を提供している。久々に仲間と会えたということで明らかに学生の顔つきも違う。
2022/07/24 NHK総合・東京[日曜討論]
東京大学大学院准教授・仲田泰祐 コロナ禍で結婚件数が2年間で計11万件も減っていて、将来の出生数の減少というところまでつながりかねない。今後、かなり長いスパンで日本社会に影響を与えていく可能性がある。
2022/07/24 NHK総合・東京[日曜討論]
新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣・山際大志郎 過去最多の感染者数になっていて、さらなる、新規陽性者数の増加も見込まれている。政府としては最大限の警戒感を持っている。今回、BA.5に置き換わっているが、これの感染力は非常に強いが、その一方で重症化率に関しては、今までのオミクロン株との差は認められなかった。過度に恐れることなく、正しい警戒感を持ってあたっていく必要がある。
2022/07/24 NHK総合・東京[日曜討論]
新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣・山際大志郎 サル痘はコロナウイルス感染症とは全く性質が異なるウイルス。混同されないように整理する必要がある。その上で、当然WHOからの発信を受けて、政府としても来週早々に会議を開き、今後の対応方針を確認しながら、適切な対応を整えていきたい。
2022/07/24 NHK総合・東京[日曜討論]
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