【あの一言】
円急落・一時125円台・6年7カ月ぶり「円安」の行方
愛知淑徳大学教授・真田幸光 ここ10数年なかった「有事のドル買い」ということを最近盛んにマーケットが言い出している。ロシアのウクライナ侵攻が広い範囲の戦争状態に拡大するのではないかという懸念がマーケットにあって、ドルが買われやすくなっている。投機筋が先に円を売っているために実体以上に円が売られる状態。これを止めるために多少副作用があっても日銀は金利を上げる方向を示す必要がある。指値オペは悪い方向に影響が出る危険性がある。為替はマネジメント出来ないので、金利差が開かないようにしないといけない。また実体経済に影響をする穀物や原油などに投機筋が資金を入れていく流れを止める必要がある。
2022/03/28 BSフジ[プライムニュース]
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