【あの一言】
戦況・ウクライナ軍・反転攻撃・ロシア軍首都から後退
テレビ朝日ワシントン支局長・布施哲 米国政府はロシア軍が当初、目標にしていたキエフの陥落を諦めて代わりにキエフの包囲に方針転換したのではないかとみている。現状は攻略どころか、包囲もままならない状況になっている。当面、ロシア軍の軍事目標はウクライナ東部の切り取りと南部の制圧という見方も出てきている。
2022/03/25 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
羽鳥慎一キャスター(フリップ) ウクライナの追い風の1つが、先月26日にバイデン大統領が表明した3.5億ドル(約400億円)の軍事支援。これがまもなくすべて到着する。さらに、追加支援を表明した地対空ミサイル「スティンガー」と対戦車ミサイル「ジャベリン」など、8億ドル(約950億円)の支援武器の一部が既に到着し、残りも早期に提供される。
2022/03/25 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
防衛省・防衛研究所・高橋杉雄 ちょうど2週間前にキエフ北東部のロシア軍部隊が押し戻された後、進撃が止められたことで大きく潮目が変わった。北西部のマカリフという街は奪還されているが、ウクライナ軍はロシア軍のいない左側から巻き込むように包囲して攻撃している。すぐに押し戻すのではなく、包囲して戦果をあげようという、なかなかうまく考えられた作戦であり、ウクライナ参謀本部の作戦が今の段階ではうまくいきつつある。
2022/03/25 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
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