【あの一言】
激論!コロナ禍ド~する?!日本経済
NPO医療ガバナンス研究所理事長・上昌広 国家を強くしてもコロナが良くなるとは思えない。霞が関や永田町の権限を強くしても、うまくいかない。究極に国が強い中国が完璧な水際をゼロコロナで徹底的にやったが、ウィズコロナに転換できなかった。方法は正しかったが、今年大混乱が起きるのは目に見えている。世界は市民のために動いた。米国では当事者が動いてベッドを融通し合った。そこに後から連邦政府や州政府がお金をつけている。官でもあり民でもあり、官でも民でもなかった。このことをJAMA(米国医師会誌)が特集を組んでとり上げた。検査を受けたい、治療を受けたいという人のために官民あげて取り組んだ。ワクチンを作ったのはファイザーで、家にワクチンを運んだり検査キットを運ぶのはアマゾンであり、患者を運ぶのはUberだったりする。世界の動きは明確であり、こういうエコシステムをつくりあげる制度設計を組まないとだめ。
2022/01/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
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