【あの一言】
林外務大臣直撃!難題山積・日本外交の行方
林外務大臣 サーブは速い球がどこに来るか、なかなかわからない。重心を低くすると膝が曲がるのでどっちの方向にも瞬発力を発揮できる。低重心という対応力が強い姿勢で、「普遍的価値を守り抜く」「我が国の平和と安定を守り抜く」「国際社会を主導する」という3つの強い覚悟をもって外交に取り組みたい。
2021/11/21 BS朝日[激論!クロスファイア]
林外務大臣 TPPは、はじめはシンガポールなど環太平洋の貿易が進んだ国から成るP4だった。その後、米国がこれを大きくした。その後、日米でこれを対中の戦略的なものにしていくという思惑がおそらくあった。日本も骨身を削る思いで交渉し妥結した。日本はまず米国にTPPに戻ってきてくれというべき。
2021/11/21 BS朝日[激論!クロスファイア]
ジャーナリスト・田原総一朗 バイデン大統領が18日、北京五輪への外交的ボイコットについて言及し、バイデン大統領も米国の政府当局者も参加しない。この問題で日本がどうするかは、実は岸田総理でなく林外務大臣の判断が大きい。林大臣がやるべきだと言えばおそらく岸田総理も言うことを聞くと思う。
2021/11/21 BS朝日[激論!クロスファイア]
林外務大臣 外交的ボイコットというのは今まであまり聞いたことがない。総理も「それぞれの国にそれぞれの考え方がある」と述べている。そういうスタンスで臨み、あらゆることについて、特に外交安保については、緊密に連携を取っていく。(北京五輪への外交的ボイコットについて)日本がどうするかは現時点では何も決まっていない。
2021/11/21 BS朝日[激論!クロスファイア]
朝日新聞経済部長代理・林尚行 ボイコット問題は岸田政権にしてみれば、滑り出しから大変な問題を突き付けられたと言える。米国の対応について岸田総理がコメントしないというのはある程度、理解できるが、同盟国・日本として北京五輪でどうするのかというのは、ある程度米国と足並みをそろえるスタンスで行くのか、あるいは日本は日本で独自の考え方に基づいて独自に判断するということを米国に理解を求めるスタンスで行くのか。日本政府が要人派遣を行うのかどうかが最大の焦点となる。
2021/11/21 BS朝日[激論!クロスファイア]
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