【あの一言】
支援策・ガソリン補助金・価格下がる?「同調圧力で」
ニューヨーク州弁護士・山口真由 55兆円の中でグリーン投資にお金をつけながら、実質ガソリンにも補助金を出すというのは全体として日本のエネルギー政策の大局観のなさを示している。グリーン投資というのを急速にやってしまい、石油開発に一切お金を割けなくなってしまった中で、今のようなエネルギーひっ迫の事態を招いている。そういう時に一番割を食うのは中東への依存度がどんどん上がっている日本。日本は欧州と同じような基準でグリーン化できるような国土ではない。独自のエネルギー政策を大局観を持ってやっていく必要があったし、これからも考えていくべき。日本は国土がこれだけ限られていて省エネもやりつくしている中で、脱炭素で石油も使わないのであれば2030年の計画では原発を今の3倍にする必要があるが、それしか現実的な解が今のところない。
2021/11/22 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
石原良純 脱炭素は環境問題。脱炭素の方法論の中に再生可能エネルギーもあるし原発もある。日本の場合は福島を踏まえ、原発には限界があると言っているが、直近のところはどうしていくのかという問題がある。今ある原発は全部悪で、すぐになくした方がいいというような理論をしがちだが、それが正しいのかは疑問。原発の立ち位置をもうすこし考えた方がいい。
2021/11/22 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
玉川徹 脱炭素で再生可能エネルギーの導入を進めようとしているが、脱炭素は各国がエネルギーの自給を高めるという事。どんどん原油がいらなくなるという未来がもう見えているので産油国は売れる間はなるべく高く売りたいのは間違いない。これからそうしたことが何度も繰り返し出てくる。日本は2011年の福島原発事故があった時に、もっと大きく再生可能エネルギーに舵を切っておくべきだったが、どうしても既得権から離れられないので結局、原発を守るというふうなところから逃れられなかった。
2021/11/22 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
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