【あの一言】
国産ワクチン開発の現状・有効性と安全性は?
KMバイオロジクス代表取締役社長・永里敏秋 これからウィズコロナの時代に入って、中和抗体価の高さ、防御率の高さだけで話をしていているだけで良いのかという時代に入ってくる。地球上にコロナウイルスが存在する限り、どういうワクチンを今後選定していくべきかについては、国にもよく考えてもらいたいし、日本人が長年培って接種してきたワクチンが一定のポジショニングを持つということは重要。
2021/10/27 BSフジ[プライムニュース]
政府分科会構成員・川崎市健康安全研究所所長・岡部信彦 同じ不活化ワクチンと一言で言っても、病気によって効果も熱の出方も違う。不活化ワクチンには良いところもあるし欠点もある。上手に使い分けるということが大切。日本の新しい薬物の承認事項では基本的に、前のよりも良いものでなければいけないという前提がある。
2021/10/27 BSフジ[プライムニュース]
国際医療福祉大学感染症学講座主任教授・松本哲哉 これから出てくる不活化ワクチンの有効性はもしかしたらモデルナやファイザーのような有効性を期待するのは難しいかもしれないが、長期的にブースターみたいな形で免疫を維持させるという意味では安全性もこれから考えないといけない。これからある程度、免疫が維持できて副反応もあまり起きないというワクチンが日本にはむしろ向いてくる可能性がある。
2021/10/27 BSフジ[プライムニュース]
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