【あの一言】
借金はいつ誰が返すのか?
経済評論家・藤巻健史 みんな財政が危なくなったらば、日銀が紙幣を刷って賄えばいいというのがMMTの理論。自国通貨なのでいつまでも紙幣を日銀は刷れるが、いつまでも刷れるということと、信用のある紙幣をいつまでも続けるということは、全く別の話で、紙幣を刷りまくっていけば通貨・円という価値は暴落していく。
2021/10/22 BS-TBS[報道1930]
経済アナリスト・森永卓郎 借金を返そうと思うこと自体が間違い。これは無期限でずっと増やしていけばいい。外国から借りていてはだめ。自国通貨建てで、借りている分にはどうにでもコントロールできる。
2021/10/22 BS-TBS[報道1930]
松原耕二キャスター 3%金利が上がれば国債の元本記入返済が約45兆円になる。60兆円の歳入しかないのに、45兆円返すとなると、真水で使えるのが15兆円しかない。今の予算を組むためには国債をまた発行しないといけなくなる。(財務省が)金利が上がるのを恐れているのは金利が上がること。
2021/10/22 BS-TBS[報道1930]
経済評論家・藤巻健史 10兆円ずつ返すためには、55兆円に歳出を抑えないと10兆円いかない。今、100兆円使っているのに10兆円しか使えないとなると国民生活は大変なことになる。金利が上がったら予算は全然組めない。もともと日本は既に倒産状態にある。2013年に異次元の金融緩和・量的緩和をやったが、お金がどうにもならないから、お金を刷って歳出にあてた。日銀が刷ってなんとか賄っている。今、大変な状況になっていることは事実。
2021/10/22 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔 この日本の状況が続くとは思えない。日本国内だけの理屈だと日本にはお金があり、個人も貯蓄を沢山持っている。国にも資産があるので大丈夫だろうと思っているが、それを世界が見て、日本の信用がなくなった場合、いろんな産業が儲かっていいよねという話ではなくなってしまう。
2021/10/22 BS-TBS[報道1930]
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